奥野工務店のモデルハウスや施工物件を見て、ソトダン21の断熱や気密など性能の良さに以前から惹かれていたというSさん。勉強家で建築の知識に長けたご主人は、自らラフプランをつくり、模型までつくったという熱心さです。同社の実績はもちろん、社長とは旧知の仲で人柄もよく知っていたことから、施工を依頼しました。
収納を重視して個室には全てウォークインクローゼットを設置。タンスや衣装ケースがすっきりと収まり、今までの家具を生かしながらも生活感が出過ぎないすっきりとした暮らしを実現しました。「家族が集まる場所は広くしたかった」とご主人が言うとおり、LDKや水まわりはどこもゆったりとした造りになっています。
中でも圧巻なのが、3階に設けた20畳大のバルコニー。周りに高層の建物がないため、そこからの眺望はなんとも開放的。ご主人がのんびりと日光浴をしたり、家族でバーべーキューを楽しんだりと、第2のリビングとして活躍しています。「子どもたちも部屋にこもらず、みんなで過ごすことが多いんです」とご主人。家族の時間を大事にする、Sさん一家のくつろぎの住まいとなりました。

3階の広いバルコニーは家族でバーベキューが楽しめる第2のリビング。 アールのデザインを生かしたアプローチ。
2階トイレは壁面を利用し、飾り棚を造作。下部は洗面所側からの収納
写真上より
(上)
家族が集まるリビングは広く。仏壇(写真右側)の扉も他の建具に合わせて統一。
(下)
3階のホールには洗面台を設置。
ゆったりと広い玄関
子ども部屋はそれぞれにウォークインクローゼットと押入れを確保し、収納力も十分。
眺めの良い20畳大の防水バルコニーにはご主人自ら組み立てたテーブルやベンチを置き、家族でくつろぐアウトドア・リビングが完成した。ホールに設置した手洗いカウンターは、ガーデニングやバーベキューのときに活躍。
家族が集まるリビングは広く開放的に。リビングの一角に設けた造作カウンターは、パソコンコーナーとして家族で共有している。収納にも工夫を凝らし、ユーティリティの壁面収納は上部はトイレから、下部はユーティリティから使用。寝室のウォークインクローゼットはタンスや衣裳ケースをそのまま置くことができ、部屋の中もすっきりと見える。リビングに造作した仏間は、他の建具に合わせたパインの扉で違和感のないよう、仕上げた。
1階には、2台分の奥行きを持つ車庫と物置、新たに同居が決まったお母さんの部屋を配置。湿気対策のなされた物置には、アルバムやタオル類、布団なども収納可能。お母さんの専用スペースには、ミニキッチンを備えたリビングと直結したトイレのある寝室を準備。リビングからはお母さんご自慢の手入れの行き届いた庭が楽しめる。

社長のもう一言 

 20畳ものバルコニーがあるS邸。家族でバーベキューを楽しんだり、ご主人がくつろいだりと、S家では第2のリビングとして大活躍しているようですが、せっかく広いバルコニーを使っても使っていない、手入れもしていないというお宅はけっこう多いものです。またメンテナンスがめんどうだからバルコニーを諦める方も。シーズンごとのメンテナンスは確かに必要ですが、今は「FRP防水+ウッドデッキ」という方法で湿気による傷みを軽減するなど、極力手間がかからないようにするやりかたもあります。コストは少しかかりますが、最初に予算を割いて、メンテナンスを少なくするか、工事費は抑えて毎年メンテナンスをきちんとするかなど、選択肢はいくらでもありますよ。


色にこだわった重厚感のある外観

|DATA ■札幌市南区・Sさん宅
 
家族構成:
夫婦50代・40代、
母80代、子ども2人
建築データ:
構造規模/1階RC造+2〜3階木造
  延床面積/229.59m2(約69.3坪)
  施工期間/約5ヶ月