美しい庭から外観を見る。曲線を生かしたご主人の部屋の上にはテラスを設けた。

パイン材と塗り壁が心地よいくつろぎ空間

 転勤族で、せっかく建てた家にもあまり住まずじまいだったSさん。親の介護も終わり、娘も独立。やっと夫婦2人で暮らすための「終の棲家」を建てることになりました。
 「せっかく建てる以上はいい家にしたい」とでかけた「北海道の家づくりを学ぶ会」で、奥野工務店を知ったご主人。ソトダン21による高断熱・高気密な家づくりの実績はもちろん、何社か話をしてみた中で「奥野さんがいい」という結論に達したのです。
 廃熱利用のロードヒーティングや、段差を低くした階段など、コスト面から暮らしやすさまで配慮された家は、冬はどこにいてもほんわりと暖かく、明るい空間です。水まわりやLDKなどの生活動線もスムーズ。間口の広いトイレや玄関、仕切りも段差もないユーティリティなど高齢化対応も万全。将来車椅子になっても快適な生活が送れそうです。
 「家を建ててから、主人がまめに掃除するようになったんですよ」と笑う奥さん。お気に入りのキッチンは対面式で、よくご主人と話をするようになったそうです。


写真上より
 
(上)
家事動線がよく機能的な間取りのLDK。床と腰壁はパイン材で統一。
 
(下)
庭に面したアールの壁の一室は、ご主人の部屋。三連窓で陽当たりも抜群。
写真上より
 
(上)
土間との段差を低くした玄関には、ベンチと手すりを準備。
 
(下)
将来車椅子でも移動しやすいよう、ユーティリティにはドアをつけず、トイレの間口も広くした。
写真右より
(右)
広々とした2階の階段ホールには、輸入パーツを組み合わせた洗面台を造作  
(左)
奥さんお気に入りのオールステンレス・キッチンは、床との間に隙間があり、掃除もしやすい  
寝室や、一人暮らしをしている娘さん用の部屋、客間など、それぞれのプライベートルームのある2階は、各部屋にたっぷりと収納をつけました。1階と同じくパイン材の床と腰壁、そして塗り壁の内装が明るくナチュラルで木のぬくもりあふれる雰囲気。広々とした廊下には、トイレのほか、娘さんが選んだ輸入パーツを組み合わせて造作した素敵な洗面台も設置。朝や夜に階下へ降りなくてもいいよう、利便性を高めています。
1階には生活に必要な要素全てを凝縮。夫婦で過ごす時間の長いLDKは、対面式のオープンキッチン・ダイニングと、庭を望む明るいリビング。キッチンに立つ奥さんとリビングで寛ぐご主人がいつでも会話できる空間です。万が一のことを考え、段差のない浴室、広く仕切りのないユーティリティ、間口の広いトイレ、段差が低く幅広の玄関ホールなど、生活動線は車椅子にも対応できるよう設計されています。

隣家に迷惑がかからないよう、屋根形状を工夫し雪対策も万全に

 
|DATA ■北広島市・S さん宅 |OWNER
 
家族構成:
夫婦70代・60代
建築データ:
構造規模/木造・2階建て
  延床面積/146.91m2(44坪)
  施工期間/約5ヶ月
機能的なわが家で毎日の生活も快適なSさんご夫妻(左)と奥野社長。